ギブソン・レスポール・スタンダードとトラディショナルの違い

レスポール・スタンダードとトラディショナル

 

2008年に、レスポール・スタンダードは大幅な変更が行われることになり、伝統的なレスポールを継承したモデル「トラディショナル」と、現代的にマッチするように使いやすく改良された「スタンダード」の分かれることになります。

 

さらに、レスポール・スタンダードは、2012年にモデルチェンジされます。
⇒ギブソン・レスポール・スタンダード2014の特徴はこちら。

 

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ボディの材などは基本的には同じですが、
ピックアップやギターの構造上、もちろん音色にも大きな違いがあります。
それぞれの特徴について見ていくことにしましょう。

 

 

 

スタンダード2008年モデル

 

スタンダード2008年のモデルでは、ネックの裏側の頂点を6弦寄りに少しずらした左右非対称のネックを採用しています。

 

これによって、6弦の方が太く、1弦の方が薄くなるため、
グリップ感や指板上への指が置き易くなり、演奏性の向上に寄与しています。

 

 

ボディ裏材のマホガニー材をくり抜いて空洞を設ける「チャンバード構造」となっています。重量は3kgちょいのものが多く、レスポールとしてはとても軽い方ですね。

 

このウェイト調整によって、2008年モデルは高域の抜けが良く、クリーン、クランチサウンドとの相性も良くなっています。

 

 

また、ネックの接合の仕方にも特徴があり、「ディープ・ジョイント」と呼ばれる接合で、フロント・ピックアップの中ほどまでネックが差し込まれています。

 

そのため、ネックとボディの接合面積が増え、弦振動をよりよく伝えることができ、 ロング・サスティーンを実現しています。

 

 

ピックアップは、比較的高出力の「バーストバッカー・プロ」というピックアップを搭載しています。

 

 

ですが、重量調整の影響が大きいのか、元来の甘くて太いレスポールサウンドをイメージしている人からすると『少し音が軽いなぁ』とか『低域が物足りない』と感じてしまう人も多いみたいですね。

 

良く言えば、クリーンからハイゲインまでこれ1本でこなしてくれて、音域のバランスも良い。重量が軽いので持ち運びやライヴで使い勝手が良いレスポールと言えますね。

 

 

 

トラディショナル

 

一方、トラディショナルは、元来のレスポールにより近いモデルになっています。

 

 

トラディショナルのネックは2008年スタンダードと比べると太めで、
元々のギブソンの標準的なラウンド・ネックというものを採用しています。

 

 

トラディショナルのボディは、今までの伝統的なレスポール・スタンダードと同じく、マホガニー材に複数のゴルフボールほどの穴を作ることで重量をコントロールしています。だいたい4.0〜4.5kgほどの重量になっています。

 

スタンダード2008モデルとは異なり、ディープ・ジョイントではありません。

 

 

ピックアップは、それまでの数多くのギブソン・モデルに搭載されている「57クラシック」というピックアップが使われています。ハムバッカー・ピックアップ(PAF)が登場した時のものを再現をイメージしたピックアップですね。

 

 

スタンダード2008が現代的なモデルなら、トラディショナルは、伝統的なスペックをもったモデルになっていますね。

 

あまり軽量化されず詰まったボディとなっているので、しっかりと低音が鳴ってくれます。ハイゲインセッティングやゴリゴリのリフにも気持ちよく応えてくれます。

 

 

元々のレスポールらしいサウンド、作りを求めている方は、こっちの「トラディショナル」の方が向いているのでしょうね。

 

 

 

スタンダード2012年モデル

 

2012モデルの構造は基本的は2008モデルと同じで、2008モデルをベースにして改良されています。

 

 

ネックは、ロー・ポジションからハイ・ポジションに行くにつれてだんたんと平らに近づいていく「コンパウンド・ラディアス」という方式をとっています。

 

これによって、ロー・ポジションでのコードが押さえ易く、ハイ・ポジションではギターソロやチョーキングなど弾き易くしているようです。

 

 

重量は、スタンダード2008とトラディショナルの中間で、3.5〜4.0kgほどになっています。2008モデルに低音が補われ、より幅広いレンジが鳴ってくれて、より豊かなサウンドを実現しています。

 

 

ピックアップは2008モデル同様に「バーストバッカー・プロ」ですが、コイル・タップを可能にした4芯タイプのものを採用しています。各ボリューム・ノブを引っ張ることでピックアップをシングル・コイルへ切り替えてくれます。

 

 

幅広いジャンルの音楽に対応してくれるレスポールと言えますね。

 

元来の”レスポールらしさ”を求める人には、イマイチなのかもしれませんが、エレキギターをこれから購入される方や、本数をあまり持っていない方、様々なサウンドを奏でたい方には、とても良いエレキギターですね。

 

 

⇒ギブソン・レスポール・スタンダード2014の特徴はこちら。

 

⇒ギブソン・レスポール・トラディショナル2014の特徴はこちら。

 

 

 



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