モズライト・ベンチャーズ60年代モデルの特徴

モズライトのベンチャーズモデルは、1960年代に製造されたエレキギターです。

 

 

コピーモデルは多数出回っていますが、本場モノは、本数も少ないため、手に入れることが難しいビンテージギターでしょう。

 

 

ここでは、特徴的な仕様変更がなされている1963年〜65年のベンチャーズモデルについて見ていくことにしましょう。

 

63年モデルの特徴

63年モデルは、モズライトのベンチャーズモデルの中でも、最高級のモデルとなっています。

 

 

製造された数は200本程度であり、そのうち今存在するのものは100本もないとも言われており、たいへん貴重なモズライトで、高嶺の花ともいえるモデルです。

 

ニカワで接着されたセットネック構造

モズライト・ベンチャーズ60年代モデルの特徴

 

 

ネックとボディの接合は、ネジを使わずにニカワで接着するセットネック構造が採用されています。

 

 

セットネック構造のため、後述するモデルと比較すると、サステインが伸びやかになっています。

 

豪華な装飾が施されている

モズライト・ベンチャーズ60年代モデルの特徴

 

 

63年モデルのボディの周りには、セルロイド製の装飾が施された「セルバインディング」で縁どられています。

 

 

モズライト・ベンチャーズ60年代モデルの特徴

 

 

ヘッドは、バースト仕上げの塗装がなされており、とても大きなベンチャーズのロゴが記載されているのが特徴的です。

 

シールドジャックはボディ横

モズライト・ベンチャーズ60年代モデルの特徴

 

 

シールドを抜き差しするジャック部分は、ボディの横についており、後述するピックガードに付いているモデルと区別して『サイド・ジャック』などと呼ばれています。

 

 

ごく一部のモデルにはミュート機構が搭載されている

モズライトの特徴ではありますが、トレモロユニットはビブラミュートが搭載されています。

 

 

200本ある63年のうち、初期モデルの中には、ネーミングの由来になっている『ミュート機構』がブリッジに取り付けられているものがあります。

 

 

64年モデルの特徴

64年モデルのモズライト・ベンチャーズモデルには、63年製の造りに近いもの、ザ・64年モデルと言えるもの、65年製に近いものなど様々なものが混在しています。

 

 

64年モデルを一概に述べるこは難しいのですが、ここでは、64年モデルでの変更点について、見ていくことにしましょう。

 

カバード式のボルトオン

64年モデルになると、ネックとボディの接合方法が変わり、ネックとボディをボルトで直に固定するデタッチャブル(ボルト・オン)方式へと変わります。

 

 

モズライト・ベンチャーズ60年代モデルの特徴

 

 

モズライトベンチャーズモデルの64年式を見分ける大きなポイントが、『カバード』などと呼ばる方式が採用されている点です。

 

 

『カバード』というは、接合するためのボルトの頭はプレートで覆い隠されている仕様です。プレート自体は、小さなネジで留められています。

 

装飾の簡略化と変更

モズライト・ベンチャーズ60年代モデルの特徴

 

64年中期頃から、63年モデルについていたセルバインディングはなくなり、装飾は簡略化され、ルックス上シンプルなモズライトになっています。

 

 

モズライト・ベンチャーズ60年代モデルの特徴

 

 

また、ベンチャーズのログも小さなものへと変更されます。

 

シールドジャックはピックガード上

ボディ横にあったシールドジャックは、ピックガード上に移動し、ボディに対してギターシールドを垂直方向に抜き差しする挿し口へと変更されます。

 

 

『サイド・ジャック』に対して、こちらは『トップ・ジャック』と言われています。

 

65年モデルの特徴

65年モデルは、過去のベンチャーズモデルと同じ材が使われていたり、新しい材が採用されていたりと、ギターによって結構違っているようです。

 

ネックプレート式のボルトオン

64年モデルで採用されていた特殊ともいえる『カバード』方式は改められ、65年モデルでは極々普通のネックプレート方式のボルトオンへと変わりました。

 

ピックアップカバーに刻印

ピックアップのカバー部分にモズライトの刻印(mosrite of california)が入っています。

 

65年後期における変更

65年後期のベンチャーズモデルから、ネックはそれまでの1ピースから、2ピースネックへと変更されます。

 

 

また、ビブラミュートユニットから、モズレーユニットへと変わるのもこの頃です。

 

 

まとめ

63年〜65年のそれぞれのモズライト・ベンチャーズモデルの特徴を見てきました。

 

 

特に64年以降のモデルは、年によって仕様がきっちりと分かれていないため、中古で買うときなどに、見分けるのはとても難しいですね。

 

 

シリアルナンバーがあるものの、残念ながら、あまりしっかりと管理されていなかったようです。

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